用语解说-界上下水道局.PDFVIP

参　考　資　料 用　語　解　説 あ行 ・アウトソーシング 　業務の外部委託のこと。広い意味では民間事業者等外部の機能や資源を活用すること。 ・アセットマネジメント 　アセットマネジメントとは、「下水道」を資産として捉え、下水道施設の状態を客観的に把握、評価し、中長期 的な資産の状態を予測するとともに、経営状況を見据えてサスティナブルな下水道サービスを提供する観点か ら、事業の最適化を図るマネジメント手法である。 ・ICT 　情報(information)や通信(communication)に関する技術の総称。日本では同様の言葉としてIT (Information Technology：情報技術)の方が普及しているが、国際的にはICTの方が通りがよい。総務省の 「IT 政策大綱」が2004年から 「ICT政策大綱」に名称を変更するなど、日本でも定着しつつある。 ・雨水貯留浸透施設 　雨水を一時的に貯めたり地下に浸透させる施設。貯留施設としては地下貯留槽等がある。浸透施設としては 透水性舗装、雨水浸透桝、雨水浸透管、雨水浸透側溝などがある。下水管渠への雨水流入量を削減する効果が ある。 ・雨水調整池 　市街地に降った雨を一時的に貯留し、浸水被害を防ぐもの。一般的には、地下にコンクリート製の貯留空間 をつくり、晴天時は空にしておき、一定以上の雨が降った際に雨水を流入させることで、降雨ピーク時の流出水 量をカットする。 ・ＮＰＯ活動 　団体の構成員に対し収益を分配することを目的としない団体の様々な社会貢献活動。 ・汚水経費回収率 　汚水処理費を下水道使用料でまかなえている金額の割合 ・汚水整備 　各家庭や工場・事業場等の汚水を収集・処理するため、管きょの布設や処理場の築造等の施設整備を行う こと。 95 参　考　資　料 ・汚水調整池 　下水処理場に流入する汚水の時間変動を調整し、処理施設の運転を安定化させるための施設のこと。 ・汚濁負荷量 　陸域から排出され、水環境に流入する有機物や窒素、リン等の汚濁物質量をいう。一般的には、汚濁物質の 時間あるいは日排出量で表わし、「汚濁負荷量＝汚濁濃度×排水量」で計算する。 か行 ・改築更新 　施設の再建築あるいは取替えを行うこと。なお、狭義には、機能を追加・向上させるもの （機能高度化）、能 力を増強するもの （増築）を含まない。 ・可とう性継手 地盤の不等沈下、温度変化、衝撃などによって管きょが振動し、最悪の場合、管きょが破断する等の被害が出 るが、それらを防止するため、管きょの継手部分に用いる伸縮を吸収するたわみ可能な継手。 ・環境基準 　環境基本法第16条に基づき、国や地方公共団体が公害防止対策を進めるために設定する望ましい環境の質 のレベルをいう。 ・幹線管きょ 　下水排除施設の骨格をなす管路。ポンプ場計画を策定するための中心的な管きょ。一般的には下水道法施 行令第5条第3号に規定する主要な管きょ。 ・官庁会計方式 　一般会計で用いられている会計方式で、単式簿記による現金の支出のみを財務処理するもの。 ・企業債償還元金 　企業債の発行後、各事業年度に支出する元金の償還額または一定期間に支出する元金償還金の総額をい い、地方公営企業の経理上、資本的支出として整理される。利息の償還額も含めて企業債償還金と総称するこ ともある。 96 参　考　資　料 ・基準外繰入金 　一般会計繰入金のうち 「地方公営企業繰出金について（総務省財政局長通知）」に基づかない任意の繰入 金、あるいは繰出し基準により算定された繰入額を超えて繰入れが行われた場合の当該額を超える繰入金。 ・基底流量 　無降雨時の低水量時の流量のことであり、この水量を増加することで豪雨時の水量の増加幅を小さくでき、 安定的に水資源を供給できる。 ・急速ろ過施設 　最終沈殿池からの処理水を砂やアンスラサイトなどで構成された層を通