规制改革会议第3回农林水産业TF议事次第.PDFVIP

規制改革会議 第３回 農林水産業ＴＦ 議事次第 平成21年5月13日(月)15:30～17:00 永 田 町 合 同 庁 舎 2 階 Ａ 会 議 室 〔議 題〕 ○ マグロ漁業の現状と問題点について （議事録公開） 〔出席者〕 事代漁業株式会社 代表取締役社長 寺本 紀久氏 1 ○事務局 それでは、第３回 農林水産業ＴＦを始めさせていただきます。 本日、事代漁業株式会社代表取締役社長寺本様にお越しいただきました。お忙しいところ、どう もありがとうございます。 冒頭１時間ほど御説明していただきまして、その後、質疑に移らせていただきます。 それでは、寺本様、お願いいたします。 ○寺本氏 お手元に配付しました資料ですけれども、実は１つ、私の名前の載っている方の資料は、 去年水産庁の企画でしゃべったときに使った資料で非常に見づらいのですが、カラー刷りの方は、 マグロ漁業議員連盟のときに水産庁の方でつくった資料です。これにつきましては、ゆっくり見て いただければいいんですけれども、簡単に資料説明をします。 カラー刷りの方は、皆さんおわかりのところですけれども、１はマグロの種類です。 ２枚目の資料は、マグロ漁業にが占める割合をここに当てています。遠洋マグロはえ縄漁業につ きましては生産量が３％と、金額で８％占めている。 ３枚目の遠洋マグロはえ縄漁業の現状の課題というところを見ていただくと、上段の方は、はえ 縄漁業漁船の許可隻数は減少傾向にあるということですけれども、これは 11 年のところでぽんと 落ちていますけれども、これが平成 11 年３月に２割減船を行ったところです。10 年のところが 650 隻で、ここのところに来て 550 隻を割っている数字が出ています。それから、ずっと来て 20 年と いうことです。21 年の減船について後ほど申し上げますけれども、これが途中の許可の推移です。 船齢の構成につきましては、漁船が非常に古くなっている、それでも使われているというのは、 ここに出ているとおりでして、大体中心が 19 年、20 年船ということですね。御存じのように、漁 船の償却というのは、定率で９年償却ですから、昔ですと、いいときは９年以内に船をつくり替え るようないい景気のときがありましたけれども、現在は、平均年齢が 20 年というところに来てし まっています。 次の生産金額と漁獲量については、ここに書いてありますとおり、メバチを始め、漁獲量は減少 傾向にある。それに伴って当然生産金額も減少傾向ということでして、詳しくは、ちょっと見づら いですけれども、メバチ、キハダ、それぞれの種類に応じて、11 年から金額とトン数を表わしてお ります。 次のページ、４の近海マグロはえ縄漁業のところはちょっと飛ばします。 ５－１、世界のマグロ類の漁獲量の推移というのは、これはこのとおりでして、ここに表われて いるように、近年頭打ちないし減少傾向にあるというのは、これはそのとおりです。 ただ、この漁獲量というのは、私は遠洋マグロはえ縄漁業なんですけれども、これはすべて含め ての漁獲量なので、ちょっとはえ縄と違うところがありますけれども、これはすべての種類の変動 です。 2006 年の５－２、キハダの漁獲量が多く、ミナミマグロ、クロマグロの漁獲量がわずかである と、まさにそのとおりでして、この比率を大西洋、インド洋、地中海、東太平洋、西太平洋に分け てあります。マグロは大西洋クロマグロ、インド洋、太平洋クロマグロと分けておりますけれども、 ここに書いてあるように漁獲量としてはキハダが多いということです。 2 下には数字が出ておりますけれども、こういうふうな構成になっております。 次の世界マグロ類の漁獲量の推移という５－３ですけれども、これ