土木工事検査技术基准-静冈.PDFVIP

土木工事検査技術基準 第１ 趣旨 この基準は、静岡市工事検査実施要綱（平成15年４月1日施行）に基づく、土木工事の 工事検査の適切な実施を図るため、必要な技術的基準を定めるものとする。 第２ 適用 この基準は、静岡市の所掌する土木工事の検査に適用する。 第３ 検査内容 検査は、当該工事の出来高を対象として、関係図書に基づき、工事の実施状況、出来形 及び品質について別表第１に掲げる検査の方法により適否の判定を行うものとする。 第４ 工事実施状況の検査 工事の実施状況の検査は、出来形管理、品質管理、その他実施状況に関する記録（写真 による記録を含む）と設計図書とを対比し、別表第２に掲げる事項について、施工管理状 況及び施工内容の適否の判定を行うものとする。 第５ 工事の出来形及び品質の検査 工事の出来形及び品質の検査は、実地において行うものとし、位置、出来形寸法、品質 及び出来ばえについて、別表第３及び別表第４に基づき設計図書と対比して行うものとす る。 第６ 材料の検査 材料の検査は、「土木工事共通仕様書」及び「土木工事施工管理基準」に基づき行うもの とする。 第７ 中間検査 中間検査は、監督員の依頼に基づいて行うものとする。また、検査基準等は完成検査に 準ずるものとする。 第８ 中間技術検査 中間技術検査は、「土木工事中間技術検査実施要領」に規定された工事において完成検査 に準じて行うものとする。 【特記事項】 農林水産関連の工事で「土木工事共通仕様書」及び「土木工事施工管理基準」に定め ない工種等については、静岡県建設部監修「農林土木工事共通仕様書」及び「農林土木 工事施工管理基準」によるものとする。 附 則 この基準は、平成18年４月１日から施行する。 附 則 この基準は、平成21年10月１日から施行する。 別表第１ 検査の方法 区 分 内 容 １ 検査の方法 検査の実施に当っては、原則として次に示す方法により、当該工事 の出来形の測定、品質、出来ばえ等の確認を行い、合否を判定する。 (１)検査時に明視できる部分については、検査員が実測検査し出来 形を確認する。 (２)検査時に不可視部分又は、可視部分でも検査員による測定又は 確認が困難と認められる部分の出来形及び品質については、監 督員の確認した資料（記録写真を含む）その他の記録、写真、 資料により検査を行うものとする。又、必要に応じて破壊して 検査を行うものとする。 ２ 測定方法 (１)検査項目は、出来形寸法、品質、出来ばえ、位置構造等とし、 出来ばえ、位置、構造機能等の検査は検査員の技術的判定によ る。 (２)延長又は構造物の全長を検測する。設計図書で明示されている 測点区間長で出来形管理されている場合には、測点間距離を抜 き取り測定することにより、全延長の測定を省略することでき る。 (３)出来形検査の検査頻度及び品質検査の検査方法は、別表第３、 別表第４によることを原則とするが、現地状況、工事規模等を 勘案し検査員の指示により適宜増減する。 ・検査頻度を示している項目については、抜取検査により判定す るものとする。 ・検査頻度を示していない項目については、類似工種