章末问题解答-化学同人.PDF

『無機化学の基礎』 章末問題解答 1 章 １．(1) 陽子：13 個 中性子：14 個 電子：13 個 (2) 陽子：47 個 中性子：62 個 電子：47 個 (3) 陽子：17 個 中性子：18 個 電子：18 個 (4) 陽子：26 個 中性子：31 個 電子：25 個 63 63 65 ２． Cu の存在比をx [%] とすると， Cu と Cu の相対質量はそれぞれ62.93，64.93 であるので， 62.93 ×x/100 +64.93 ×(100-x)/100 = 63.55 63 65 よって，x = 69 [%]より，存在比は Cu ：Cu = 69 : 31 ３．陽子数はα壊変により－2，β壊変により+1 となり，中性子数はα壊変により－2，β壊変により－1 となることから， 陽子数：88 +(－2) ×3 + (+1) ×1 = 83 中性子数：226 + (－2) ×3 + (－1) ×1 = 219 219 よって， Bi となる． -1 -1 2 ４．真空中の光速度をc [m·s ]，アボガドロ定数をNA [mol ] とすると，質量とエネルギーの関係式E ＝mc より， 2 2 2 mol のH がもつ核エネルギー：(2.0141[u] ×2) ×NA ×c 3 2 1 mol のHe と1 mol の中性子がもつ核エネルギー：(3.0140[u] + 1.0087[u]) ×NA ×c したがって，核融合時に放出されるエネルギーは -27 23 8 2 {(2.0141 ×2) －(3.0140+1.0087)} ×1.661×10 ×6.022 ×10 ×(2.998 ×10 ) 11 =4.94 ×10 J 131 235 ５． I の放出理由はいくつかあるが，原子力発電所では，主に U の以下のような核分裂により生成する（ともに生成す 103 る Y の半減期は非常に短いため，こちらは観測されない）． 235 1 131 103 U + n → I + Y + 2n 131 人体の甲状腺がヨウ素を必要とするため，ヨウ素は甲状腺に集まる傾向がある．そのため， I で汚染された食物を摂取 131 131 すると，甲状腺に I が集まってしまう．その後， I から発生するβ線が甲状腺に