2017年安全报告书-神户电鉄.pdfVIP

2017年 安全報告書 2017年8月 神戸電鉄株式会社 目 次 １． ごあいさつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 ２． 安全の基本方針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・ 2 2-1 安全方針 2-2 行動計画 2-3 安全目標 ３． 安全管理体制・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 3-1 安全管理体制と役割 ４． 安全への取組 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4～8 4-1 安全管理に係る主な取組 4-2 内部監査 4-3 防災体制 4-3-1 暴風雨等への対応 4-3-2 地震への対応 4-4 緊急事態体制 ５． 鉄道事故等の発生状況・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 5-1 鉄道事故等の発生件数 5-2 インシデントと再発防止に向けた取組 ６． 安全重点施策と取組状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10～22 6-1 安全意識の醸成 6-1-1 アンケートの実施 6-1-2 主な取組 6-2 教育・訓練 6-2-1 人材育成・技術伝承 6-2-2 ヒューマンエラーの防止 6-3 合同訓練 6-4 安全に関する設備投資 ７． お客さま、沿線にお住いの皆さまへのご協力のお願い・・・・・・・・・・・・・・ 23～25 ※ 本報告書の内容は、2016 年度の状況を記載したものです。 お客さまをはじめ、地域の皆さまへ 平素から当社の鉄道事業に対し、ご理解とご支援をいただき、誠にありがとうございます。 当社は、これまでから 「安全方針」「安全目標」を掲げて、輸送の安全の確保を最優先に取組んでおり ます。 2006 年 10 月に安全管理規程を制定し、ＰＤＣＡサイクル（計画の策定、実行、確認、改善）を実践 することにより、安全管理体制の継続的な改善と強化・充実に努めております。また、「安全を最優先す る企業風土の構築」に向け、具体的な行動指針として「行動規範」を制定し、輸送に携わる従業員一人 ひとりにその浸透を図っております。 ハード面においては、重レール化やPC まくらぎ化の推進等で、軌道の強化を図るとともに自然災害対 策として、当社の山間部特有の地形等に鑑み、橋梁の補強、トンネル・法面の防災対策を行ってまいり ました。また、電路支持物の建替（強化）、踏切非常押しボタンの設置および車両の電子機器更新等につ いても計画的に推進しており、前年に引き続き新型車両6500 系1 編成を導入いたしました。 一方、ソフト面では、基本動作の励行と規程の遵守、ヒヤリ・ハットの活用により、事故やインシデ ント等の要因となる芽を排除する職場風土の醸成に努め、「輸送の安全を確保する最後の砦は扱う人にあ る」ことを一人ひとりが認識し、絶対に事故を起こさないという安全意識を持った人材育成に取組んで おります。 今後も、皆さまのご理解とご協力を賜りながら、さらなる安全管理体制の充実に努め、より安全性の 高い鉄道会社を目指してまいります。 本報告書は、鉄道事業法に基づき、2016 年度における輸送の安 全の確保のための取組や安全管理体制の実態等について自ら振り 返るとともに、弊社の取組を広くご理解いただくためにまとめた ものであります。 皆さまからのお声を輸送の安全に役立てるため、ご意見を頂戴 できれば幸いでございます。 2017 年 8 月 神戸電鉄株式会社 代表取締役社長 寺田 信彦 1 「安全方針」「安全目標」「行動規範」を掲げ、経営トップが主体的に関わることにより、全従業 員が一丸となって輸送の安全の確保に取組んで