冲绳県产业振兴公社（那霸市）.ppt

* 　組織体制です。理事長、副理事長は非常勤です。この右側の部分がベンチャー企業の支援を行っています。 　　 　次に沖縄の現状と課題について少しお話しします。 * ○沖縄の産業構造 ○復帰時とＨ１８（２００６）について九州６県と比較 * この表は県民所得と基地収入の関係です。後でご覧下さい。基地収入は大幅に低下しています。 本土の多くの方が沖縄は基地収入で支えられていると思っていますが、決してそうではありません。全体の６％未満です。 * 　同じように、本土の皆さんの多くは、沖縄県は国の補助金が全国で最も投入されている県と思われていますが、決してそうではありません。 県民一人当たりの公的支出を一覧にしたものです。お分かりいただけるものと思います。 この図のとおり突出して高くはないということです。 * 道路、港湾、教育施設、医療施設、ダムなど一定の社会資本の整備は進展。 * 　ご覧のとおりです。労働力人口と就業者数は全国と比較しても大幅に伸びていますが、失業率をみると全国の倍近い数次となっています。 次の図をご覧下さい。 * ○県民一人当たりの所得水準です。平成１８年?２００６年は３６位ですが、直近では最下位ではないかと思います。 * ここからは、厳しい中にも明るい展望の観点から沖縄の地理的優位性の話をしたいと思います。 グローバルな視点から沖縄の位置を見て下さい。この図です。これを経済成長の著しい東アジアにフォーカスしてみましょう。これをご覧下さい。 * 何も申し上げません。ご覧いただいてそれぞれの立場でビジネスの観点から想像して見て下さい。先週、３日ほど北京を訪問した際にも現地の投資家の皆さん 北京市人民政府の関係者にこの地図を見せながらお話をしてきました。 * 若干説明。 本日のテーマと関係するのが（３）希望と活力にあふれる豊かな島です。次はこれについて説明致します。 * 希望と活力にあふれる豊かな島を実現する上で課題を次のページも含めて７つほど整理していますが、この「沖縄を牽引する新しい産業の育成」こそ、 イノベイティブ産業の振興そのものです。ここでは沖縄科学技術大学院大学を核として新産業の創出、 知的クラスターの形成を位置づけています。 * 　沖縄のリーディング産業を育成する上で、沖縄科学技術大学院大学への産業界の期待は非常に大きいものがある。 沖縄２１世紀ビジョンでもこのように位置づけている。 * ここからは「沖縄２１世紀ビジョン」を踏まえて今後の展開方向について話したいとおもいます。 島嶼環境ゆえに大量生産に向かない島嶼県おきなわではイノベイティブな付加価値の高い産業の振興が不可欠と思っております。イノベイティブという言葉は 私自身の考え方で２１世紀ビジョンには書いておりません。ですがビジョンの基本方向は同じです。 * 島嶼地域における産業振興を効果的かつ効率的に進めるにはクラスターの形成が不可欠と考えております。 その代表的なものとしてバイオクラスターの形成についてお話します。 沖縄県は、沖縄振興計画に基づきバイオテクノロジーの研究開発を進めている。このスライドはクラスター形成の核となる施設と場所です。 その中核が沖縄科学技術大学院大学です。 財団法人 沖縄科学技術振興センター、株式会社 トロピカルテクノセンター、琉球大学、国立沖縄工業高等専門学校および沖縄県試験研究機関（工業技術センター、農業研究センター等）において、亜熱帯地域 に特有な微生物等の地域資源の収集?活用や地域特有の疾患関連の研究開発を推進し、バイオクラスターを形成している。 * 　次に国内唯一の亜熱帯海洋性気候に属している沖縄県ですが、陸上、海洋には多様な生物資源が存在し、その多くは機能性などの有用物質を含有しています。特に、海洋についてはまだ未開拓な分野が多く、今後の研究が期待されます。本日ご参加のＯＰバイオファクトリーの金本社長はその先駆けとなっております。 写真はその一例ですが ?たとえばうこんには肝機能を向上させる、ターメリック、 ?アキノワスレグサ（クワンソウ）は鎮静効果、不眠改善効果を持つといわれている、ヒプノカリスを含み、 ?シーク?ーサーにはがんの抑制効果が期待されているノビレチン、クミスクチンにはロ?????酸が多くふくまれ利尿作用を促進するといわれています。 ?八重山に多く自生する長命草はポリフェノールを多く含み、血中コレステロール、血圧、血糖値の上昇抑制などの効用がよく知られています。 海洋の生物資源では モズクにはがん抑制効果があるフコイダンを多く含まれていることが、広く知られています。 このように、おきなわにはライフサイエンス分野に広く貢献する、有用成分を多く含む亜熱帯生物資源が多く存在し、まだ、未発見の生物資