対马でやる！ツシマヤマネコ生息地再生 - World Bank Group.PPT

対馬でやる！ツシマヤマネコ生息地再生 村山　晶 環境省　対馬野生生物保護センター 生息数と分布の変化 好適生息環境の減少 交通事故 年間平均5件 ???平成18年度は7頭死亡（過去最高） とらばさみによる捕獲 1992年以降、９件目 しかし、なかなか表面化しにくいので、被害はもっと大きい可能性あり。 住民感情とヤマネコがぶつかる問題 外来種、イエネコからの感染症 ツシマヤマネコ保全計画づくり国際ワークショップ 市民ワークショップ 「対馬もヤマネコも」　ツシマヤマネコと共存する地域社会をめざして ツシマヤマネコ保護の全体像 ワークショップでみんなが参加をはじめた??? 対馬市自然共生班発足 NPO法人どうぶつたちの病院 対馬動物医療センターが上島に引っ越し ツシマヤマネコと共生する地域づくり企業?地域?市民?行政が一体となったヤマネコの生息環境づくりから地域社会そのものの再生へ！ ツシマヤマネコ保護の全体像 ツシマヤマネコと共に生きる＝環境と文化を創造?再生する 結果、こんなに仲間ができました???ヤマネコをまもるためには、みんなが大切な参加者 環境省の飼育下繁殖委員会も正式にスタートし、ツシマヤマネコ飼育下繁殖事業推進の場ができました。 長崎県自然保護課が事務局となり、道路部局を交えた野生動物交通事故対策委員会を発足させ、具体的な道路構造の改善のためのテーブルができました。 今度国道に完成するトンネルには住民からの要望により「御嶽ヤマネコトンネル」という名前が付けられることになったそうです。 １月以降、その他にも、たくさんの事が起こっていて、ワークショップとその後の活動が、さらに次の動きにつながっていくようなプラスの渦が生まれています。今まではばらばらに話していては進まなかった問題がワークショップを機会に膝詰めで話しをしたことでつながった事を日々感じています。 そして、これからもワークショップが、そしてヤマネコがきっかけで地域が、人が、組織がつながっていくことでしょう。そしてそれはきっと、ツシマヤマネコと末永く一緒に生きる対馬につながっていると感じています。 * N=80-110 N=90-130 N=100-140 Distribution -7~9% -9~10% 下島で23年ぶりの ヤマネコ発見 FIV感染 主催：ツシマヤマネコPVA実行委員会 協力：IUCN/SSC/CBSG、共催：環境省、長崎県、対馬市 後援：林野庁、日本獣医師会、日本野生動物医学会、（社）日本動物園水族館協会、 CBSG Japan 「今、私の前頭葉に革命が起こっています。」 By 松村 良幸 対馬市長 しかし、 それだけでは 終わらなかった ワークショップ報告書 表紙デザイン：平野泰子（スタジオししゃも） ツシマヤマネコと共生する地域社会づくり ヤマネコの移動 　　　 生息域外個体群 （繁殖施設、動物園） 生息域外個体群 （繁殖施設、動物園） 最重要：上島の生息域内保全 野生個体群が確実に生息する地域（上島） 目標：　野生個体群の安定的生息と 　　　　　個体数の回復、交通事故ゼロ フィードバック 下島の生息域内保全 ヤマネコの生息が薄い地域（下島） 目標：　個体群の再生 　　　　　＝そのための生息地再生 生息域外保全（飼育下繁殖） 目標：　野生個体群を補完するための、飼育下繁殖個体群の確立、および必要に応じた再導入個体の供給。ツシマヤマネコと共生する地域社会づくりの応援。 フィードバック フィードバック ファウンダ 情報?ノウハウ 再導入 ツシマヤマネコと共生する地域社会づくり ヤマネコの移動 　　　 生息域外個体群 （繁殖施設、動物園） 生息域外個体群 （繁殖施設、動物園） 最重要：上島の生息域内保全 野生個体群が確実に生息する地域（上島） 目標：　野生個体群の安定的生息と 　　　　　個体数の回復、交通事故ゼロ フィードバック 下島の生息域内保全 ヤマネコの生息が薄い地域（下島） 目標：　個体群の再生 　　　　　＝そのための生息地再生 生息域外保全（飼育下繁殖） 目標：　野生個体群を補完するための、飼育下繁殖個体群の確立、および必要に応じた再導入個体の供給。ツシマヤマネコと共生する地域社会づくりの応援。 フィードバック フィードバック ファウンダ 情報?ノウハウ 再導入 対馬野生生物保護センター ツシマヤマネコの個体群はかつては300頭ほどだったのではないかと言われていますが、次第にその数を減らし、1980年代には100から140頭、1990年代には90から130頭、2000年代には約80から110頭まで生息数が減少していると推定されました。 その分布域も10年ごとに7~10%程度減少してきているとされ