事例6大阪市法善寺横丁.PDFVIP

位置図 長堀通 事例６：大阪市法善寺横丁 線 状 環 号 １ 速 高 神 阪 筋 堂 御 線 状 環 号 筋 １ 堺 速 高 神 阪 ○活用している制度名称： 道頓堀川 ・連担建築物設計制度／・基準法に基づく道路の廃道 ・建築協定 JR 難波 千日前通 ○地区面積：約 1.89ha 南海難波 ○認定年月：平成 16 年 6 月（当初平成 14 年 12 月） ○担当課 ：大阪市住宅局建築指導部建築企画課 背景・経緯 ・平成 14 年 9 月に起きた「旧中座」の火災により、隣接した「法善寺横丁」北側 部分の一部の飲食店街が類焼した。 ・「法善寺横丁」はなにわ情緒が色濃く残るまちなみでであったことから、地元を はじめ多くの市民から横丁の復興を求める声が寄せられた。 ・復興にあたっては、横丁を東西に抜ける幅員約 2.6ｍの道路（建築基準法第 42 条第 2 項の道路）を確保することを含めたまちなみの再現が前提にあった。 ・このため、建築基準法に基づく道路を廃道するとともに、この通路に面する敷地 すべてを一の敷地とする「連担建築物設計制度」を適用することにより、まちな みの再現とまちの安全性及び防災性の向上を図ることとした。 ・なお、北側店舗の工事中の平成 15 年 4 月に、南側店舗より火災が発生し、これ に隣接した店舗が類焼したため、連担建築物設計制度の適用区域の一部変更を行 った。 ○庁内の体制：関係各課によるプロジェクトチームを編成し、適用制度の検討を行 検討体制 った。 ○地元住民：地元全員の総意による「法善寺横丁」復興委員会の設置。 外部委託 ・外部への委託は行っていない。 ① 説明会の実施 合意形成の ② 復興委員会における検討 手法 ・地元をはじめ多くの市民から「法善寺横丁」の復興を求める声が寄せられた。 制度導入の ・「法善寺横丁」の復興に向け、地権者を含めた地元全員の総意による取り組みが ポイント 必要であるとの認識から、復興委員会が設置された。 ・復興にあたっては、現状の通路幅員を含めたまちなみの形成を図ることが前提に あった。 ・地元説明会を実施し、制度適用に際してすべての地権者同意が必要であることの 説明を行い、その結果、制度適用に関する理解が得られた。 実績・効果 ・現在、すべての店舗で営業が再開されており、従前の横丁のまちなみに戻ってい