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東海大学工学部 航空宇宙学科航 空操縦学専攻 2015 年度 卒業研究論文 パイロット養成のための新プログラム 2016 年 2 月 学番:2BEO1110 氏名:中村紀仁 学番:2BEO1111 氏名:本村一晟 学番:2BEO1116 氏名:神宮司智憲 指導教員:石井正之 柴田啓二 2015 年度秋学期航空操縦学専攻卒業研究前刷 エアラインパイロット養成のための新プログラム 指導教員 柴田 啓二 教授 研究者 2BEO1110 中村 紀仁 2BEO1111 本村 一晟 2BEO1116 神宮司 智憲 １．緒言 近年、航空機の高度システム化が進みエアライン ・フライトや授業に対する準備が多い パイロットに必要な能力は変化しつつある。その中 ・先輩と後輩の関わりが強い で東海大学は日本初の私立大学によるパイロットの ・同期同士の意識が高い 養成施設となった。この研究はエアラインに多くの ・一人では決して乗り越えることができない厳し パイロットを輩出している本校が、技術の発達と共 に変化してきた新たなパイロット像を獲得するため い2 年間 に必要なプログラムを作り上げることを目的として いる。達成目標としてはよりよいパイロットを輩出 ４．２法政大学出身のANA で操縦士訓練生とし するためのプログラムを完成させ、今後も継続的か て地上研修中の方 1名。 つ伝統的になるものを作り上げることである。 法政大学の特徴 ・自家用を取得した後、事業用課程に進む人は多 くない。２０人中１１人（2014 年） ２．研究方法 ・Wx に関する分析が厳しい。W ｘCNL があると 以下の手法で新プログラムを考えた。 CNL 後も２時間近くブリーフィングを行う。 ・理想なパイロット像を議論し、考察する。 ・他養成機関出身者へインタビューを行い東海大 ４．３ 自社養成出身で、現在ANA で乗務され 学プログラムとの比較を行う。 ている副操縦士の方4 名。 ・東海大学生の強みと不足点を洗い出す。 自社養成の特徴 ・不足点を補完するための施策の考案と実行。 ・訓練所、現地教官の指導が4 養成の中で最も東