市民公開講演会.pdf

Quality of life 第 3 回「医用原子力技術研究振興財団講演会」 開催趣旨 　本財団は ? 原子炉や加速器等から発生する粒子線を含む各種放射線を用 いた疾 病 の診 断および 治 療 等を主たる対 象として、 そこに供せられる医 用原 子力 技 術 の 研 究を推 進するとともに、 その 普及を図り、 もって人 類の福 祉 向 上に寄与することを目的に設立されました。 　各種の事業を行っておりますが、その中で最も重要なものの一つとして、上 記趣旨に沿った市民公開講演会を定期的に開催し、今回は「―こんな　がん まで治せる放射線治療法 ―」をテーマに取り上げました。中性子捕捉療法、 重粒子線がん治療、ＩＶＲ治療、ＰＥＴによるがん診断等につき、平易且つ 啓発的に広く一般の方々に紹介するとともに、併せて、地域のがん戦略の向上、 粒 子 線 がん治 療 施 設の 普及を目指した活 動などについても紹 介 することを目 指しております。 　放射線の技術利用が診断?治療にも応用されることにより、原子力の有用 性がエネルギー分野のみならず、医療の分野でも大きく認められつつあります。 ご参会の方々にお礼を申し上げると共に、この市民公開講演会が皆様にとっ て何等かのお役に立てば嬉しいと考えております。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成 18 年 10 月 　　　　　　　　　　　　　　財団法人　医用原子力技術研究振興財団 　　　　　　　　　　　　　　理 事 長 　　森　　亘 市民公開講演会 ―こんな がん まで治せる放射線治療― 《第3回 医用原子力技術研究振興財団 講演会》 13:00 ? 13:10 ■開会挨拶　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〈 要旨 頁 〉 　森　亘　（財）医用原子力技術研究振興財団 理事長 （第 1 部） ◇がんの診断と治療の最前線　［前半］ 13:10 ? 14:05 座長　平尾　泰男　（財）医用原子力技術研究振興財団 常務理事 　 ●放射線治療の歴史と中性子捕捉療法?????????????????????2 　中川　義信　（独）国立病院機構 香川小児病院 院長 ● PET によるがんの診断?????????????????????????????8 　吉川　京燦　（独）放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター病院 　　　　　　　　　　　 診断課 画像診断室 室長 14:05 ? 15:00 ◇がんの診断と治療の最前線　［後半］ 座 長　井上　俊 彦　大 阪 大 学 名誉 教 授 ●カテーテルを用いた血管内治療????????????????????????14 　—がん治療 もう１つの選択肢— 　秦　康博　ゲートタワー IGT クリニック 医師 ●粒子 線 治療 の 普及に向けて???????????????????????????20 　—重粒子線治療の現状— 　平尾　泰男　（財）医用原子力技術研究振興財団 常務理事 15:00 ? 15:15 　休　憩（15 分） （第 2 部） ◇期待されるホウ素中性子捕捉療法 15:15 ? 16:10 座長　松村　明　筑波大学 脳神経外科 教授 ●脳 腫 瘍 の 治 療???????????????????????????????????28 　影治　照喜　徳島大学病院 脳神経外科 講師 ●難 治 性 頭 頸 部がん の 治療????????????????????????????3 4 　—跡形もなく癌を消す— 　平塚　純一　川崎医科大学 放射線科 助教授 （第 3 部） 16:10 ? 16:50 　 16:50 ? 17:00 ◇座長?講師を交えてのフリーディスカッション コーディネーター　中川 義信 　井上 俊彦　影治 照喜　秦 康博　平尾 泰男　 　平塚 純一　松村　明　 吉川 京燦 　 ■閉会挨拶 　中川　義信　（独）国立病院機構 香川小児病院 院長 市民公開講演会 ―こんな がん まで治せる放射線治療― 《第3回 医用原子力技術研究振興財団 講演会》 ◇がんの診断と治療の最前線　［前半］ 座長 平尾　泰男 （財）医用原子力技術研究振興財団 常務理事 ■氏　　名　平尾　泰男（ひらお やすお） 　生年月日　昭和 5 年 9 月 ●学　歴 　昭和 28 年　3 月　大阪大学理学部物理学科卒業 ●職　歴 　昭和 36 年　2 月　大阪大学理学部助教授 　昭和 42 年　4 月　東京大学原子核研究所教授 　昭和 62 年　5 月　放射線医学総合研究所研究部長 　　　　　　　　　　この間、医療用重粒子線加速器建設、臨床応用開始に向けての準備 　　　　　　　　　　時期。 　平成　5 年 12 月　放射線医学総合研究所研究所長