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3 屋外タンク貯蔵所の位置、構造及び設備の基準 (500KL未満) 1 タンクの設置場所 屋外にあるタンクにおいて危険物を貯蔵し、又は取り扱う貯蔵所(以下「屋外タンク 貯蔵所」という。) (政令第2条第2号抜粋) ※ 漏れた危険物が他の場所へ流出したり、河川、湖沼等を汚染したりしない措置を講 じ、泊分離装置を設置すること。また、地震時等の危険を避けるために地盤の安定し た場所に設置すること。 ※ 屋外タンク貯蔵所は、貯蔵量により次のように区分される。 特定屋外タンク貯蔵所亙び章特 500KL来満 定屋外タンク貯蔵所以外の屋外 タンク貯蔵所 500KL以上 屋外タンク貯蔵所 準特定屋外タンク貯蔵所 1，000KL未満 1，000KL以上 特定屋外タンク貯蔵所 2 タンク内容積の算定 危険物を貯蔵し、又は取り扱うタンクの内容積及び空間容積は、総務省令で定める計 算方法に従って算出するものとする。 (政令鋳5条第 1項) タンクの容量は、当該タンクの内容積から空間容積を差し引いた容積とする。 (政令第5条第2項) ※ 空間容積とは、消火薬剤等の投入を考慮して定められたもので内容積の 100分の5 ~100 分の 10 以下である日 2. 1 タンクの空間容積の計算方法 タンクの空間容積の計算方法は、当該タンクの内容積 100分の5以上 100分の 10以 下の数値を乗じて算出する方法とする。ただし、政令第 20条第 1項第1号の規定によ り第3種の消火設備(消火剤放射口をタンク内の上部に設けるものに限る。)を設ける 屋外タンク貯蔵所文は屋内タンク貯蔵所の危険物を貯蔵し、又は取り扱うタンク及び製 造所又は一般取扱所の危険物を取り扱うタンクの空間容積は、当該タンクの内容積のう ち、当該消火設備の消火剤放射口の下部0.3m以上1m未満の面から上部の容積とする。 (規則第3条第1項) 43 3 保安距離 屋外タンク貯蔵所の位置は、第9条第 1項第1号に掲げる製造所の位置の例による ものであること。 (政令第11条第1項第1号) ※ 距離の取り方はタンク側板からの距離とし、マンホーノレ、階段、保温材等は除く。 3. 1 敷地内距離 引火点を有する液体の危険物を貯蔵し、又は取り扱う屋外タンク貯蔵所の位置は、前 号によるほか、当該屋外タンク貯蔵所の存する敷地の境界線から危険物を貯蔵し、又は 取り扱う屋外タンクの側板までの聞に、次の表の左欄に掲げる屋外貯蔵タンクの区分ご とに、同表の中欄に掲げる当該屋外貯蔵タンクにおいて貯蔵し、又は取り扱う危険物の 引火点の区分に応じ、同表の右欄に掲げる距離を保つこと。ただし、不燃材料で造った 防火上有効な塀を設けること、地形上火災が生じた場合においても延焼のおそれが少な いことその他の総務省令で定める事情があることにより、市町村長等が安全であると認 めたときは、当該市町村長等が定めた距離を当該距離とすることができる。 (政令第11条第 1項第1号の2) 屋外貯蔵タンク 危険物の 距 離 の区分 引火点 2 500KL 当該タンクの水平断面の最大直径(横型のものにあってl 未満の屋外貯 は、横の長さ。)の数値(以下、「直径等の数値]という。) 0 の数値に1.8を乗じて得た数値(当該数値がタンクの高 蔵タンク