计装设备点検工事［DOC］.doc

ガ イ ド ラ イ ン 目　　　　　　　次 １．目　的　　　　　……………………………………………………………………………………　 1 ２．適　用　範　囲　……………………………………………………………………………………　 1 ３．適用法規及び関連基準類　…………………………………………………………………………　 1 ４．一般計器（指示計、調節計、記録計、発信器、変換器等）……………………………………　 1 ５．流　　量　　計　……………………………………………………………………………………　 2 5.1 差圧式流量計　……………………………………………………………………………………　 2 5.2 容積式流量計　……………………………………………………………………………………　 2 5.3 タービンメーター　………………………………………………………………………………　 3 ６．液　　面　　計　……………………………………………………………………………………　 3 ７．温　　度　　計　……………………………………………………………………………………　 4 ８．調　　節　　弁　……………………………………………………………………………………　 5 １．目　的 　　本ガイドラインは計装設備の分解点検補修および復旧工事における仕様を明確にし、工事の品 質と安全を確保することを目的とする。 ２．適　用　範　囲 計装設備の標準的な分解点検補修および復旧工事について適用する。 ３．適用法規及び関連基準類 (1) 労働安全衛生法 (2) 高圧ガス保安法 (3) 消防法 (4) 計量法 (5) 電気事業法 (6) 石油コンビナート等災害防止法 (7) 日本工業規格（JIS） (8) 石油学会規格（JPI） (9) 米国溶接標準規格（ANSI） (10) 国税庁?大蔵省通達 (11) 工場電気設備防爆指針（）－（）一般計器（指示計、調節計、記録計、発信器、変換器等） 4.1 点　検 4.1.1 外観目視点検 (1) スタンション及びサポート類に腐食、損傷、振動、変形がないかを確認する。 (2) 計器本体、キャピラリーチューブ及び導圧配管等に腐食、損傷、振動、変形、過熱がないかを確認する。 (3) プロセス流体、フラッシングオイル、シール液、キャピラリー内封液の漏れの有無を確認する。 (4) 空気系統に漏れがないかを確認する。 (5) 電線管類の腐食、損傷、振動、変形がないかを確認する。 4.1.2 作動点検 (1) 電子式発信器でコミュニケーターによる内部自己診断が可能なものは、内部状態の確認を行う。 4.1.3 分解点検 点検に当たっては必要部品（パッキン?ガスケット類）を準備しておく。 4.2 調　整 (1) ゼロ、スパン調整を行う。 ア．受信計器の指示値変化による応答速度 イ．３ポイント（0、50、100％）以上での精度 (2) 調節動作（比例、積分、微分、正動作、逆動作）の動作確認を行い、点検前確認値と照合する。 (3) 警報表示ランプは正常に作動することを確認する。 4.3 部品交換 (1) 交換する部品の仕様を確認する。 (2) メーカー取扱説明書に従い、交換する。 4.4 最終確認 (1) 絶縁?導通?作動テストを行う。 ５．流　　量　　計 5.1 差圧式流量計 5.1.1 準備 (1) 測定器?工具類 ア．：模擬圧力を発信器に与えるもの イ．ディジタルマノメーター：模擬圧力、発信出力値（圧力）の確認 ウ．：発信器駆動電圧、出力電流値の確認 5.1.2 点検?調　整 (1) ゼロ点調整 メーターボディの高圧、低圧側の差圧をゼロとして、流量計出力がゼロ％となるように調整を行う。 (2) スパン調整 メーターボディの高圧側に最大差圧に相当する圧力を加え、流量計出力が100％となるように調整を行う。 5.1.3 最終確認 (1) 絶縁?導通テスト (2) 気密テスト (3) ループテスト 5.2 容積式流量計 5.2.1 準備 (1) 仕様確認 ア．機器仕様、流体仕様 イ．温度補正器等の付属品 5.2.2 点検工事 (1) 分解点検 ア．計数部取外し イ．外筒上蓋取外し ウ．内筒上蓋取外し エ．回転子の取外し ク．内筒の取外し ケ．軸の取外し (2) 点検確認項目 ア．内　筒 (?) 計量室部にカジリ及び腐食はないか目視にて確認する。 (?) 汚れの状況及び異物の混入がないかを確認する。 イ．回転子 (?) 回転子にカジリ、摩耗が見られるかを確認する。 ウ．軸の確認 (?) 目視でカジリ摩耗及び腐食があるかを確認 (?) 曲がり測