11FundforJapan環境報告書（PDFファイル5.6-apbankfes.PDFVIP

はじめに 2011 年３月11 日、日本を未曾有の大災害「東日本大震災」が襲い、 多くの人が肉親や友人、そして住む家や仕事などを一瞬にして失い、 2011 年は、日本の歴史の中でも 日本中が深い悲しみに包まれました。 本当に大きな転換をするきっかけの年になったと思います。 多くの人々の悲しみは、到底癒しきれないものですが、 ap bank は設立からこれまで、環境問題という複雑に入り組んだ長期的な問題に取り組んできましたが、 今、目の前に助けを必要としている人がいる、という事態において 未来に向かって、少しずつ歩みが始まっているとも思います。 自分たちができることをすぐに行動に起こしたいという想いからap bank Fund for Japanをスタート。 震災直後から義援金及び復興支援金の呼びかけ、炊き出し、災害復興支援ボランティア募集・派遣、 ap bankも2011 年の段階で、既に未来に向けて動き出せました。 児童書の寄贈などを行ってきました。 つま恋での ap bank fes、そして、Mr.Children での仙台公演、 本当に支持してくれている皆さんの気持ちが ap bank の活動において、一年で最も規模が大きく、多くの注目を集めるap bank fes においては、 この報告書を作らせてもらえるところまで、後押ししてくれたと思っています。 決して忘れることのできない出来事が起こったこの年、 日本で活動するひとつの団体として何ができるかと、小林武史と櫻井和寿が話し合い出した答えが 2012 年も引き続き僕たちは、「Fund for Japan」を掲げてやっていきます。 「これまでやってきたように今年もap bank fesを開催し、収益のすべてを復興支援に充当する」ということでした。 今年もよろしくお願い致します。 これまで取り組んできた環境問題